ピリピリと手足がしびれるのは何が原因なのか
2024/06/19
手足がしびれる原因について解説
長時間正座をしたときや、肘を壁にぶつけたときなどに、手や足がしびれた経験は誰でもあると思います。しかし、原因不明で慢性的に手足のしびれがあると、心配になる方もいらっしゃることでしょう。
(しびれ)こんな症状には要注意!
手足のしびれが一時的であれば過度に心配する必要はありませんが、慢性的に起こるようであれば何らかの疾患を発症している可能性があります。
手のしびれ
下のような手のしびれが見られる場合、脊椎の病気や腱鞘炎(けんしょうえん)などを発症している可能性があります。
指先のしびれ
指がまっすぐに伸びない
物がつかみにくい
ボタンが掛けにくい
箸が上手く使えない
足のしびれ
下のような足のしびれが見られる場合、脊椎の病気を発症している可能性があります。
力を入れずらい
つまずきやすくなった
感覚が鈍くなる
歩いたときに足がしびれる
足の冷感を感じる
手足のしびれから考えられる脊椎の病気
片方の手足のしびれる場合、脊椎を通る神経が圧迫されている可能性があります。
変形性頸椎症
歳をとるごとに人間の身体にはさまざまな変化が起こりますが、頚椎の変成もそのうちの1つです。
加齢などが原因で骨棘が形成されたり、靭帯が分厚くなることで、変形性頸椎症の発症リスクが高まります。
変形性頸椎症を発症すると両手にしびれが出たり、手先の間隔が鈍くなったり、ボタンを掛けづらくなったりします。
症状が進行してしまうと歩く事が不安定になる場合もあります。
変形性頸椎症を発症した場合は一般的に薬物療法や温熱療法、牽引(けんいん)療法などの保存療法を行います。
また、ストレートネックや猫背などの不良姿勢は頚椎への負担を増すため、姿勢を改善するように指導されます。
頸椎椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアと聞いた場合、腰をイメージされる方もいるかもしれませんが、ヘルニアは頸椎(首)に発症することもあります。
背骨と背骨の間には椎間板と言うクッションの役割を果たしている軟骨の一種がありますが、圧力がかかって中から髄核と呼ばれる組織が飛び出すと、神経圧迫を起こして痛みやしびれが生じてしまいます。
頸椎椎間板ヘルニアは不良姿勢やコンタクトをともなうスポーツにおける衝突、加齢などさまざまな原因があります。一般的には保存療法での改善を図りますが、症状の改善が見られない場合には手術療法も検討されます。
頸椎後縦靭帯骨化症
頸椎後縦靭帯骨化症は背骨の後を通り椎骨同士を連結している靱帯が骨のように硬くなり、脊柱管(中枢神経の通り道)を圧迫する病気です。
発症した場合は手がビリビリとしびれたり、感覚が鈍くなったり、手先を使った動作がしづらくなったりします。症状が進行したらとつまずきやすくなり、階段の昇り降りに恐怖を感じることも少なくありません。
現在ほど医学が進歩していても、骨のように硬くなった靭帯を元に戻すことはできません。しかし、手術療法で神経の通り道を確保することで、手足のしびれなどを改善する効果が期待できます。
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアは最も代表的な腰部疾患の1つです。
腰椎椎間板ヘルニアになると腰やお尻から足にかけての痛みやしびれを生じることが一般的です。
腰椎椎間板ヘルニアは大きく分けると神経根型と馬尾型になります。
神経根型の腰椎椎間板ヘルニアは片側にだけ痛みやしびれが見られることが多く、自然に治ってしまうことも少なくありません。
馬尾型の腰椎椎間板ヘルニアを発症すると両足にしびれが見られて歩行障害や排便・排尿障害を引き起こす場合もあるため注意が必要です。
その他考えられる病気
上記以外にも手足のしびれを引き起こす病気は多くあります。代表例は以下の通りです。
日常の生活習慣が原因となるケース
重篤な症状をともなわない場合には、以下のような対処法を試す。
首や腰を温める
ストレッチをする
筋力を高める
冷やさないようにする
正しい姿勢を心掛ける
首や腰を温める
手足のしびれは血行不良が原因で起こることもあります。
正座をした後に足のしびれが出るのも、膝窩動脈が圧迫されて血行不良を起こすためです。
首や腰を温める簡単な方法としては、湯船につかり身体を温めることです。
身体を温めて手足のしびれが軽減するようであれば、筋緊張による血行不良の可能性が高いです。
ストレッチをする
湯船につかって手足のしびれが緩和するようであれば、神経沿いの筋肉が緊張して硬くなっているためです
ストレッチで筋緊張を緩和すると、血管が拡張して血液の循環を促進し、手足のしびれを軽減することが出来ます。
筋力を高める
手足のしびれを改善するためには、筋力を高めることも大事です。
筋肉には関節を動かすだけでなく、体温を生み出したり、血液の促進をサポートする働きもあるためです。
特に全身の筋肉のおよそ7割が集中している下半身を鍛えると、全身の血行を促進する効果が期待できます。筋トレが出来ない方は、歩行運動などの軽い運動から始めるとよいでしょう。
冷やさない
身体が冷えると筋緊張により血管が圧迫され、手足のしびれを生じやすくなります。普段から湯船につかり温めて、身体を冷やさないよう心がけましょう。
正しい姿勢を心掛ける
猫背やストレートネックが原因で頚椎が圧迫されると、頸椎椎間板ヘルニアや変形性頸椎症、および頸椎後縦靭帯骨化症などの発症する可能性があります。
また、座り仕事で長時間の不良姿勢を続けると、腰や臀部の筋緊張により足のしびれが生じやすくなります。そのため、普段から正しい姿勢を心掛けることが重要です。
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まとめ
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ぼんのくぼ
〒514-0811
三重県津市阿漕町津興171-2
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