側弯症とは?姿勢の歪みを悪化させない
2024/06/25
側弯症(そくわんしょう)
姿勢の歪みのなかには、側弯症によるものがあります。
軽い側弯症ならほとんど自覚症状がなく、経過観察で済みますが、悪化すると肩こりや腰痛などの不調につながりやすいため放っておくことは出来ません。
側弯症の症状や原因について解説
慢性的な肩こりや腰痛の悩みで病院を受診したところ、側弯症だと指摘された方は多いものです。
側弯症は子どものころに検査でわかる人だけでなく、大人になって急に歪みが出るようになる方もいて、さまざまです。
側弯症について正しく理解しておきましょう。
側弯症の症状は
側弯症の正式名称は「脊椎側弯症」といい、脊椎が左右に弯曲して、ねじれて歪んでいる状態を指します。
背骨は横から見ると緩やかなS字カーブを描いているものの、正面から見たときは身体の中心をまっすぐに通っているのが通常の状態です。
背骨が歪み、10度以上傾いている場合は、側弯症と診断されます。
背骨の曲り方や角度には個人差があります。40度以上の傾きがある場合は手術が必要になることもあるとされています。
しかし側弯症は早期に発見して適切に対処すれば、重症化を防げます。
背骨の歪みは早期発見のために、成長期の小学校や中学校で行われる運動器検診のひとつとして側弯症の検査が取り入れられています。
側弯症の初期は、痛みがない
小学校の運動器学校検診で指摘されるまで自覚がないケースは多く、主に以下のような特徴がみられます。
・腰や肩が左右で高さが違う
・肩甲骨が突出する
・胸郭や肋骨が変形する
側弯症の原因
側弯症の種類は3つあり、それぞれで原因が異なります。
先天性側弯症
生まれつき脊椎の形状に支障がある場合
病気による側弯症
神経、筋肉、血管、結合組織の病気に起因して発症した場合
突発性側弯症
原因不明で後天的に発症した場合
3つの中でも全体の80%以上を占めるといわれているのが、はっきりと原因を特定できない突発性側弯症です。
側弯症を発症するのは男性より思春期の女性が多く、原因がはっきりわからず対処に悩む方もいます。
側弯症による歪みで生じるリスクは
側弯症は自覚症状がないまま進行していて悪化すると次のような身体の不調につながってしまいます。
慢性的なコリや筋肉の痛み
呼吸や消化機能の低下
心理的ストレスの蓄積
側弯症は原因がはっきり特定できないケースが多く、予防が難しい傾向があります。日常生活に支障が出る前に、早期発見と早期対処を心がけましょう。
慢性的なコリや筋肉の痛み
悪化した場合、曲がった背骨を支えるために周辺の筋肉に過剰な負荷がかかるため、肩こり、腰痛、膝痛などを慢性的に感じやすくなります。
腰から足にかけてのしびれ、腰椎椎間板ヘルニアに発展するケースも多くあり、油断はできません。
歪んだ姿勢のままでは、もとに戻すのは大変です。痛む部分をかばおうとして不自然な姿勢をとり、さらに背骨の歪みが進行してしまいます
呼吸や消化機能の低下
側弯症で脊椎が歪むと、肺や心臓を包んでいる胸郭が変形します。
胸郭内部の内臓が圧迫されて呼吸がしにくかったり、便秘や運動機能が低下したりするリスクもあります。
心理的ストレスの蓄積
側弯症による外見の変化や慢性的な痛みが、強いストレスになります。
特に、思春期の感じやすい年代は外見を気にしますので、心身ともに適切なケアが必要です。
側弯症の程度や身体に表れる影響は個人差があり、さまざまです。
背骨の歪みに気がついたら、生活に支障がでる前に専門家に相談してください。
ぼんのくぼでは側弯症を改善された人が多くいます。
側弯症による姿勢の歪みを悪化させない
病院での側弯症の治療は、軽いものなら経過観察が主流です。
背骨の歪みを悪化させないためには、日頃の生活を見直すことも非常に大切です。
姿勢良く生活する
まずは、姿勢に気をつけましょう。
デスクワークで机に向かう際は両足を床に付けて骨盤を立て、お尻の左右均等に体重を乗せて座るのがポイントです。
猫背にならないように、パソコン画面の位置や高さも意識して調整してください。
歩くときも背骨が左右に曲がらないように、意識して姿勢を改善する必要があります。
自分の背骨の弯曲を鏡で確認し背筋を伸ばしましょう。
軽めの運動習慣を取り入れる
姿勢を維持するには、適度な運動で身体を支える筋力を維持する必要があります。
側弯症対策には軽めのストレッチがおすすめです。
次の点に注意しながら、柔軟性を維持しましょう。
ややつっぱり感のある場所まで伸ばして、姿勢をキープ
筋肉や関節の伸びている部分を意識してストレッチする
痛みがあるときは無理しない
ストレッチであれば簡単にできますし仕事や家事の合間でも取り組めます。
あわせて、規則正しい生活とたっぷりの睡眠で身体の回復に努めまてください。
側弯症による腰痛・肩こりの悩みは津市の整体ぼんのくぼへ
背骨の歪みによる肩こりや腰痛がなかなか取れない場合は、身近な整骨院にも相談しましょう。整体や筋肉へのアプローチで、背骨の歪みに対応する整骨院もあります。プロの施術が受けられるので、コリや痛みが長引くときにもおすすめです。
ぼんのくぼでは、痛みを和らげる整体や骨格の歪みにアプローチする施術に対応しています。お客様一人ひとりの身体にあわせて、筋肉や骨格を本来の姿に近付けていく無理のない施術なので、痛みが不安な方もお任せください。
まとめ
幼児期の側弯症検査で指摘を受けなくても、大人になって背骨が歪み、ひどい肩こりや腰痛に発展するケースもあります。
ぼんのくぼでは、側弯症の改善実績も多くあり、ご家庭で取り組めるストレッチやトレーニング方法の指導にも対応しているため、日頃から背骨の歪みや痛みが気になる方は、お気軽にご相談ください。
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