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腰痛は病名ではなく体に表れる症状の名前です

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腰痛は病名ではなく体に表れる症状の名前です

腰痛は病名ではなく体に表れる症状の名前です

2024/07/11

どうして腰痛が起こるの?


腰だけに問題がある場合だけでなく、職業や生活習慣、他にもストレスなどの要因が複雑に絡んでいるため、自分自身の生活をかえりみることが腰痛の原因を知るために大事となります。

自覚症状の調査では腰痛は男性1位、女性の2位となっており誰もが経験しうる身近な症状です。

 

不眠症でお困りの方

四十肩でお困りの方

朝起きたら腰が痛い方

椎間板ヘルニアの方

 



 

特異的腰痛

 

神経を圧迫する脊椎の病気などが主な原因なもの
腰痛が起こる原因は複数の要因が絡んでいる場合もあります。

その多くは原因不明ですが、約15%程度は原因を特定できる「特異的腰痛」です。


原因となる代表的な病気としては椎間板ヘルニア、高齢者に多い腰部脊柱管狭窄症骨粗しょう症が挙げられます。これらはいずれも背骨の神経(脊髄神経根)が圧迫されて痛みが起こり、症状がひどいときには、脚の筋力低下やしびれを伴います。

 

腰椎椎間板ヘルニア


背骨と背骨の間にはクッションの役割をする「椎間板」があります。椎間板は、外側が硬い「線維輪」、内側は軟らかいゼリー状の「髄核」でできています。

加齢や姿勢の悪化などにより外側の線維輪が変性・断裂して髄核の一部が飛び出してしまい、脊髄神経根を圧迫することで痛みが起こります。

腰やお尻から下肢にしびれや痛みが広がり、力が入りにくい坐骨神経痛の症状が出てきます。

痛みは、長い距離を歩いたり、重いものを持つと強くなることがあります。

椎間板ヘルニアは、悪い姿勢での動作や作業、喫煙などにより発症することも知られています。

 

腰部脊柱管狭窄症


椎骨や椎間板が加齢によって変性したり、異常な骨の突起(骨棘)が形成されたりして、神経が通っている脊柱管が狭くなり、脊髄神経根を圧迫している病気です。

少しでも歩くと痛みが出て、前かがみになって休むとまた歩ける(間欠跛行)症状が特徴です。お尻や足にひどいしびれや痛みを感じることもあります。

 

骨粗しょう症


加齢などにより骨密度が減って骨折しやすくなる病気です。

椎骨は特に影響を受けやすく、圧迫骨折が起こると脊髄神経根が圧迫されて、背中に慢性の痛みが起こる病気です。

 

激しい運動後の腰痛(筋筋膜性腰痛)

 

急に重いものを持ったり、無理な姿勢によって繰り返し筋肉に負荷をかけたりすると、筋膜性疼痛症候群(筋筋膜性腰痛)という病気に注意が必要です。

筋膜とは、筋肉などさまざまな臓器を包んでいる膜のことですが、運動によってこれが傷ついてしまうからです。

普通は数日で回復しますが、負荷がかかる状況が続いたり寒さなどで血行が悪くなったりすると回復が追いつかず、強い痛みやしびれが出るまで悪化してしまう可能性があるのです。肩や脚など全身で起こる可能性がありますが、腰で発症し腰痛の原因となる病気です。

 

 

早期発見が必要な重い病気が隠れている

 

腰痛は、この他にも、神経、内臓、血管、心因性の病気などが原因で起こることがあります。特に内臓の病気や脊椎の腫瘍・感染・炎症・外傷などが原因になっている場合は、早めに見つけて治療する必要があります。

 

腰が痛む症状があるその他の病気


腫瘍(脊椎腫瘍、脊髄腫瘍、馬尾腫瘍)
脊椎感染症(化膿性脊椎炎、脊椎カリエス)
外傷(腰椎骨折、脱臼)

 

腰以外は
変形性股関節症
尿路結石など泌尿器の病気
子宮内膜症など婦人科の病気
胆嚢、十二指腸、膵臓など消化器の病気
解離性大動脈瘤など血管の病気
統合失調など心因性の病気
 

 

非特異的腰痛~日ごろの生活習慣などが要因に

 

腰痛の約85%は原因不明

 

腰痛の約85%は、しびれやまひや重い基礎疾患などがなく、エックス線やMRIなどの画像検査をしても、どこが痛みの原因なのか特定しきれない「非特異的腰痛」です。いわゆる腰痛症と呼ばれるものになります。


座り仕事などで腰や猫背などの姿勢を続け、腰や背中の筋肉が長く緊張したときや、運動不足で腰を支える筋力が弱っているときなどに起こります。

寒さで筋肉が硬直する冬も神経が刺激されて痛みが起こりやすくなります。

通常は、セルフケアをしていれば短期間で軽くなることもありますが休養が十分とれなかったり、ストレスなどの心理的要因があると長期化する場合があります。


急性の腰痛でだれもが聞いたことのあるぎっくり腰も非特異的腰痛に含まれます。

急に無理な動作をしたときなどに起こる腰の組織のけがで、ねんざや、椎間板、腱、靭帯などの損傷が多いと考えられますが、厳密にどの部分が傷んでいるのかは断定するのは非常に難しいためです。

 

筋疲労を招く労働環境や生活習慣


職場環境によって腰痛を発症する人は非常に多く、労働災害全体の6割以上を占めています。

体に負荷のかかる重労働、特に重たいものを持ち上げる作業や体幹を曲げたりひねったりする作業には気をつける必要があり、肉体労働や整備士、介護や看護の職場で多いとされています。

 

逆に同じ姿勢をとり続けるような職場でも多く、座り仕事をしている人や長距離トラックのドライバーにも腰痛は多く発生します。

これは股関節やその周辺の血行不良や筋肉の柔軟性が失われてしまうことにも一因があると考えられています。
職場でのメンタルヘルスとの関連も指摘されていて、仕事に対する満足度や人間関係なども腰痛の発症や長期化と関連があるため、ストレスを溜めない環境作りも大切です。
また、生活習慣の中でも血行が悪くなる「運動不足」と「喫煙」は腰痛と関連しています。

 

女性特有の腰痛


腰痛は妊娠や生理など女性特有の原因で起こる場合もあります。
生理痛が強いと下腹部痛だけでなく腰痛を伴います。


妊娠中は大きいおなかを支えるために体の重心が変わってしまい、上体を反らせる姿勢になることが多いため、腰痛が起こりやすくなります。

子宮が大きくなり、骨盤の周りの筋肉が引っ張られることも、腰痛の原因になります。

産後も授乳や夜泣きの対応などの育児、家事に追われると、身体的・精神的な負担から腰痛が悪化したり慢性化することもあります。


更年期では体内のホルモンバランスが変わり腰痛が起こりやすくなります。

 

 

腰への負担を大きくしたヒトの直立二足歩行


四本足で歩く動物とは異なり、直立二足歩行をするように進化したヒトでは、背骨に垂直方向の力が強くかかります。

中でも腰には大きな力がかかるため、腰痛は人間に多い症状といえます。


まとめ

 

もう手術しか無い。昔のように自由な生活を送りたい。

 

そのような方は腰痛の改善、姿勢の改善が得意な津市の整体 ぼんのくぼにご相談ください

 

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