自律神経が乱れる原因は?ストレスや生活習慣に注意
2023/11/23
気候が大きく変化する今のような季節の変わり目は、ストレスや疲れがたまりやすくなる方も多くいらっしゃいます。このような不調の原因は、自立神経の乱れが原因かもしれません。そこで今回は、自律神経の乱れがどのような原因で起こるのかを解説していきます。
自律神経とは?
自律神経のメカニズムや主な役割について見ていきましょう。
そもそも神経とは?
体内において、各組織と脳をつなぐ役割を担っているのが神経です。
体内の中ではネットワークのように神経が広がっていて、体内を正常に保つように神経を通して様々な指令や情報が行き来しています。
人間の神経は、脳や脊髄にある中枢神経と、全身にある末梢神経に大きく分かれます。
さらに、末梢神経は体性神経と自律神経に分かれています。
この自律神経は、さまざまな内臓器官にかかわる重要な神経で、心臓や肺、胃腸、肝臓、唾液腺、血管などにあります。
(今から胃腸の調子を整えるぞ)と思ってもそうは出来ません。
意図的にコントロールできない神経です。
一方で同じ末梢神経の体性神経は運動にかかわる神経で、自在に手足をコントロールできるように、意図的にコントロールできます。
大切なのは自律神経は、交感神経と副交感神経のバランス
自律神経は交感神経と副交感神経に分かれていますが、この2つの神経がバランスを取りながら働いています。体内外の状況に応じて、押したり引いたり、アクセルとブレーキのような役割をしています。自律神経で大事なのはこの2つのバランスを崩さないことが重要と言えます。
自律神経の役割は!
交感神経と副交感神経が活発になって内臓器官の働きを調整します。
活発になるのが交感神経なら心臓の心拍数が増えますが胃腸の働きは制御されます。
逆の副交感神経が活発になると心拍数が減り、胃腸の働きが活発になります。
交感神経が活発になると
心拍数が増える
胃腸の働きを制御
瞳孔が開く
汗が出る
脳の血管は収縮する
副交感神経が活発になると
心拍数が減る
胃腸の働きが活発
瞳孔が閉じる
脳の血管が拡張する
以上のことから活発に動く状態や緊張状態にあるときは交感神経が、休んでいる時やリラックス状態は副交感神経が活発になっているのが分かります。
交感神経や副交感神経が互いに強調すると、内臓器官の働きのバランスが保たれるのです。
しかし汗線や血管のほとんどは交感神経が支配しています。
そのために体温調整や血圧コントロールは、交感神経に委ねられています。
自律神経はどうして乱れるのか?
心身の不調と関連があると言われている自律神経の乱れ。
何が原因で自律神経のバランスが崩れるのでしょうか?
その3つの原因を見ていきましょう。
ストレス
ストレスを感じることで、体内は交感神経がコントロールされる副腎皮質からホルモンが分泌されて同時に副腎皮質の中でアドレナリンが分泌されます。
それらには血糖値上昇や血圧の上昇、免疫制御、胃酸分泌促進などを引き起こす作用があり、交感神経を優位にする働きがあるのです。
ストレスを受けつ続けると交感神経が優位になり続けてしまい、副交感神経とのバランスが崩れてしまうのです。その結果、心身の不調を引き起こしてしまいます。
何に対してストレスを感じるのかは個人差があるので日頃から自分がストレスを感じやすいことを把握してなるべくリラックスできるように生活することも大事ななります。
不規則な生活習慣
身体は規則正しい生活リズムの元、様々な器官がその役割を果たしています。
しかし慢性的な睡眠不足や栄養のバランスの偏った食生活、昼夜逆転の不規則な生活習慣を繰り返していると生体リズムが狂い、自律神経のバランスが乱れます。
ストレスを軽減させるためにも規則的な生活を送ることは大切なことです。
心身の疾患
ストレスや生活習慣だけではなくて、心身の疾患が原因になっている場合もあります。
精神的、身体的なストレスが原因となって発症する自律神経失調症は、乱れがちだった自律神経がさらに乱れてしまう、という悪循環に陥る疾患。
また更年期障害は女性ホルモンの分泌が急激に減少して自律神経が乱れる疾患です。
症状はのぼせやめまい、ほてり、頭痛などの不調が挙げられます。
まとめ
比較的に症状の軽い方はセルフケアで改善できることもあります
ご自分ではどうすることも出来ない場合は津市の整体ぼんのくぼのの脳幹原因療法を受けてみてください。
津市 自律神経に特化した整体院 院長 伊藤のブログ
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